通級による指導

概要

対象

対象になるのは、通常学級に在籍している次のようなお子さんです。
(難聴学級の児童生徒は、対象となりません。)

 ・聞こえにくさ(難聴)がある。
 ・聴覚に障害があるため発音がはっきりしない。
 ・聴覚に障害があるため言葉の発達に遅れがある。

対象地域は西三河地区(岡崎市・豊田市・安城市・刈谷市・知立市・西尾市・碧南市・高浜市・みよし市・幸田町)です

指導形態

・小・中学校で指導を受ける。(自校通級)
・聾学校で指導を受ける。(他校通級)

〇指導は、聾学校の通級による指導の担当教員が行います。
 (1対1の指導が基本です。)
〇保護者や教員が、通級指導の様子を参観することができます。
〇指導時間は、1回1単位時間です。指導の曜日や時間は、小中学校の先生方及び保護者の方と相談して決めます。

指導内容

〇小学校低学年
 日記の指導、発音・アクセントの指導、アセスメント(聴力測定、語音検査など)など
〇小学校高学年
 コミュニケーション(伝え方)の指導、教科の指導、進路指導など
〇中学校
 障害認識を深める。(自分で聞こえ方を説明、合理的配慮についてなど)、進路指導など
〇その他
 保護者の方の様々な相談にも応じます。
 聴覚障害に関する情報提供も行います。

交流プラザ

毎年、夏季休業中に交流プラザ(聴覚障害児童生徒とその保護者対象)と研修プラザ(難聴児童生徒を担当する教職員対象)を平成22年度から実施しています。

令和年5年度は、8月1日(火)研修プラザ、8月3日(木)交流プラザを行いました。地域で学ぶ聴覚障害児童生徒と保護者の方、聴覚障害児童生徒の教育に携わる方に多数参加していただきました。
交流プラザの様子は、こちら

 

申込について

このような困りごとはありませんか?

・先生の声が聞こえにくい。
・英語のリスニングが聞きとりにくい。
・グループ学習のとき、周りの音と重なって、話している人の声が聞こえない。
・算数の文章題の読み取りが難しい。

聞こえにくい状況で生活するということで、ストレスを抱えている場合もあります。心配なことがありましたら、御相談ください。

申し込み、お問い合わせは、各小・中学校の特別支援コーディネーターにお伝えください。

〇申込の流れ

各小中学校の特別支援コーディネーター
   ↓
市町村教育委員会
   ↓
愛知県教育委員会
   ↓
該当地域の特別支援学校(聾学校)
   ↓
通級担当者から各小中学校への連絡

〈愛知県立岡崎聾学校 通級指導担当:大西・平尾〉
 TEL:0564-45-2830(8:00~18:00)
 FAX:0564-45-6248
 Mail:okazaki-ro@pref.aichi.lg.jp